2018年12月26日〜2019年1月6日までお休みを頂きます。
この間頂いたメールやお電話は年始1月7日（月）から順次返信させて頂きます。
今年も当事務所の日記をご覧いただきどうもありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

来年春岡山市中区徳吉町に、良質な「住む」を経験できるメゾネット型のアパートメントが誕生します。中庭があって、オリジナルキッチンで照明完備などなど、新しいスタイルの賃貸住宅です。今回ブランドマークなどビジュアルデザインのお手伝いをさせて頂いています。詳細はまた後日。

学生デザインビエンナーレ2019岡山のプレイベントととして「岡山でプロのデザイナーとして生きる」を開催します。キャラバン形式で2月9日（土）に川崎医療福祉大学さん、2月23日（土）に中国デザイン専門学校さんで開催します。
審査員でもある我々グラフィックデザイナーやアートディレクターが、プロとして生きる術や岡山のデザイン事情について語ります。進学や職業選択、そして今後の人生の参考にしてもらえればと思います。
主に高校生や大学生、専門学校生を対象としたイベントですが、保護者の方や若手デザイナーなどどなたでも参加いただけます。入場無料で予約は不要です。

3回目となる「学生デザインビエンナーレ2019岡山」を来年3月9日（土）にルネスホールで開催します。
2018年度岡山県内の大学、高等専門学校、専門学校、高等学校に在籍している生徒・学生を対象とし、ポスターやロゴ、ブック、パッケージ、建築、ファッションなどデザイン全般を募集します。
作品選考は公開審査とし岡山を拠点に全国でも活動するプロのグラフィックデザイナー、アートディレクター、コピーライターなど17名の審査員で行い、グランプリなどの賞を決定します。
エントリー、募集要項、お問合わせなどの詳細はホームページから。
今年のビジュアルデザインはルートアンドアソシエイツさんです。（AD；和田吉弘　D；森岡愛実）
今回も審査員を務めさせて頂きます。
https://okayamadesign.org/gdb/2019/

主催：公益社団法人 日本グラフィックデザイナー協会（JAGDA） 岡山地区　
共催：おかやまデザインミーティング
後援：山陽新聞社、岡山県教育委員会

先日写真展行脚をしてきました。山口県・周南市美術博物館で「生誕100年林忠彦展」、広島市現代美術館で「松江泰治 地名事典」。
太宰治や川端康成などの文豪や昭和のスターなどを撮った林忠彦の人物写真は決闘写真と言われていますが、まさに被写体との一触即発の空気感が伝わってきます。個人的には谷崎潤一郎と奥さんの笑顔を捉えた決闘後の写真が好きですね。東海道や幕末志士、西郷隆盛のゆかりの地を撮った風景的人物写真も息遣いが感じられていいです。
松江泰治は東京大学理学部地理学科卒業というだけあって、写真が広島市現代美術館の空間を見事に使って体系的、理路整然と展示されており、まさにインスタレーションでした。
今回性質の違う二つの写真展を観て改めて写真は見る側の想像力が問われるものだなと思いました。一瞬を切り取った写真（静止画）は動画と違ってその前後の様子がわかりませんし、当然ナレーションも入りません。つまりその前後を自分で感じ取り、想像するしかありません。写真の魅力は物語を自分で想像できることかもしれません。

今夜は広島。日本グラフィックデザイナー協会（JAGDA）とJAGDA広島地区が主催するセミナー「デザイナーのための著作権法入門」に参加させてもらっています。
グラフィックデザインの権利関係はまだまだ世の中から低く見られてますからねぇ。コンペもしかり。
先日世界的な施設の運営組織から無償コンペへの参加依頼を頂いたのですが、無賃労働の観点と何よりデザイン業務はインタラクティブにするものであることから、丁重にお断りさせて頂きました。勿論声を掛けて頂いたのは大変栄誉なことで嬉しかったのですが…。残念でなりません。
こうした権利問題の徹底、主張はデザイナーが足並み揃えてやらなければ、面倒くさい変人扱いされますからね。変な話ですが。

岡山を拠点に活動するグラフィックデザイナーと写真家が綴る最小級フリーマガジン「田中」のNo.24を刊行しました。今号は黒住教さんの納骨殿「神道山霊苑殿」のロゴマークとサイン、ありがとうございます運動のビジュアル、そして宗忠神社さんの「奉賛会」のロゴマークとパンフレットなどのデザインを通して、シンプルなデザインの正体−デザインは真髄を伝えるコミュニケーション−について綴ってみました。
http://www.quadesign-style.com/image/tanaka-no24.pdf

岡山市北区問屋町にあるオーダーメイドキッチンブランド＆ショールーム「SOWEL」さんのブランドマークと名刺、封筒、サイン、パンフレットなどのビジュアル全般をデザインさせて頂きました。
「SOWEL」とはSOW（種を蒔く）とWELL（上手に、よく）を合わせた造語です。またより良い暮らしが実るように空間に彩りを「添える」という掛詞でもあります。
ブランドマークには伝統的な家紋「桜飛び蝶」をモチーフに和テイストなキッチンであることや、縁起の良いものを住まいに運んで来てくれる様子を表現しています。あわせて桜の花の美しさからキッチンの品格や優美さを表現しています。
ショールームは先日「問屋町テラス」がオープンしてさらに洗練された問屋町街の一角にありますので、住まいに合わせたオリジナルなキッチンをお探しの方、お散歩がてらいかがでしょう？

SOWEL
SHOW ROOM 〒700-0977 岡山市北区問屋町12-101 AROW&DEPARTMENT 2F
Tel 086-259-0752 info@sowel.jp
OPEN 10:00―18:00