明日31日から市川透さんの陶展「Liberalism2 自由主義」が天満屋広島八丁堀で開催されます。今回もDMデザインを担当させて頂きました。作家と作品、作家の想いと使い手の想い、そしてアートと工芸など様々な要素をクロス（交差）させた個展をイメージして十字型のデザインとしました。アートと工芸の融合をご高覧ください。

市川透 陶展「Liberalism2 自由主義」
平成30年10月31日（水）〜11月5日（月）※最終日は16時閉場
天満屋広島八丁堀 美術画廊
［作家全日在廊予定］

一級建築士事務所である株式会社KENTIXさんのロゴマークなどのビジュアルデザインさせて頂きました。
ほんとに良い建築は耐久性やエコなどの機能性はもちろん、空間により癒され、刺激され、そして団欒など数値では計れない感覚的な心の効果をもたらせてくれます。大空を自由に飛び回る小鳥が、そっと建築に一花添える。どこからともなく建物にやすらぎと潤いを運んで来てくれる。KENTIXさんはそれらを体現されており、ロゴマークに表現してみました。

意外といえば浅学を露呈することになりますが、ユニークで謎めいた図像と執拗なまでの精緻な線描が織りなす濃密で幻惑的な横尾忠則の世界がggg（ギンザ・グラフィックギャラリー）で展観することができます。
昭和49年から50年にかけて東京新聞に連載された瀬戸内晴美（現・瀬戸内寂聴）による時代小説『幻花』のための挿絵ですが、妖艶で融通無碍な佳品に三嘆しました。

『横尾忠則 幻花幻想幻画譚 1974-1975』
2018年09月05日（水）〜10月20日（土）
ギンザ・グラフィック・ギャラリー
東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F

所用で上京中。途中前から行ってみたかった静岡市立芹沢圭介美術館へ。芹沢圭介のイラストというかタイポグラフィは秀逸です。建築もいいのでオススメの美術館です。隣には登呂遺跡も。

倉敷市立短期大学の創立50周年記念式典にご招待頂きました。式典でデザインさせて頂いたロゴマークが紹介され、伊東香織倉敷市長から告辞の中で親しみやすく大学の特徴をよく表現していると、お褒めのお言葉を頂きました。
また安達学長、江嶋前学長からも50年という節目にロゴマークを作ってやはり良かったと言って頂けました。
公立大学で潤沢な予算がなかなか取れないため、今後ロゴマークを一気に展開するという訳に行きませんが、少しずつできる範囲で最大限活用してもらえればうれしいです。
ロゴマークが学生さんと教職員の方々、そして地域をより強固に結びつけるきっかけとなること、そして基本コンセプトである「教養力」「創造力」「文化力」「コミュニケーション力」「実践力」などが「より大きく」なることを期しています。

日本ブックデザイン賞2018作品展が新潟県の秋山孝ポスター美術館長岡で開催されています。入選した「田中園子 写真」が展示されています。今月の週末のみの開館のようですので、ご注意ください。ちょっと遠いですが・・・お近くに御用の際は是非！

倉敷市立短期大学創立50周年を記念してロゴマークをデザインさせて頂いたことは先日ご紹介致しましたが、合わせてポスターもデザインさせて頂きました。既に学内に掲示されており、なかなか好評みたいです。14日（日）には創立50周年記念式典が開催され、その中でロゴマークも紹介されるようです。

倉敷紀念病院や倉敷第一病院、介護老人保健施設福寿荘などを経営し、今年創立50周年を迎えた医療法人誠和会さんのロゴマークをデザインさせて頂きました。ロゴマークにはSEIWAの「S」とひらがなの「わ」を表現しています。「わ」には次の意味を込めています。

■医療・福祉・介護ネットワークの「わ」（環）
■（職員、地域、患者さんとの）協調・調和、一体の「わ」（輪）
■誠和・なごみの「わ」（和）

そしてそれらの「わ」を有機的に結ぶべくホスピタルメッセージとして『「わ」をもって“みる”（診る、看る、見る、視る、観る）医療、福祉、介護そして地域』と掲げました。
介護施設や在宅支援などを含め地域のかかりつけ病院として、患者の症状や様子、身体や心を様々な視点や角度から“みる”ことで、治療するだけでなく、支える、看取る医療を実践されています。
今回デザインへの強い想いとリーダーシップを発揮して頂いた小出理事長も大変喜んでくださり、うれしい限りです。また職員の方がロゴマーク使用方法の管理を徹底しておられるため、私の手から離れて行ってもロゴマークが活き活きと仕事をしてくれていました！

会期最終日に何とか間に合いました。連休最終日とも重なって凄い人。絵を観に来たのか人を見に来たのか？笑
帰りに初めて国宝三十三間堂へ。千一体の千手観音像はやはり圧巻でした。

竹尾ペーパーショー2018大阪展。紙の新たな可能性が垣間見えました！と言いたいところですが、浅学な自分には正直ちょっと難しかった！笑　でも難解だからこそ楽しい！
こんな重たい物を梅田の真ん中にどうやって運んだのか？とか、ロール紙にどうやって印刷したのか？とか違うところに興味津々！
グランフロント大阪北館にて、7日まで。

余談）スカートとスピーチは短い方がいい。by博多華丸大吉。特に乾杯前だと飲み物温くなりますから。

ロゴマークなどブランディングデザインをお手伝いさせて頂いている「こべべ」さんの展示会が、岡山タカシマヤ6Fで開催されています。
古布着物を和裁士の田中とし江さんが、高さ60センチの立体ミニチュア着物にリメイクした小さな作品たち。ロゴマークを大事に使ってくださっているので、自分で言うのもなんですが、作品がより映えて見えます！笑
娘のゆう子さんと二人三脚で地道に活動をされており、先日はテレビの取材も受けるなど、徐々に広がりを見せているようで、僕も我が事のようにうれしいです。
この機会にタンスに眠っている着物や反物などを、新しいカタチにされてみてはいかがでしょう？

【お針屋和ねり こべべ展】
会期　10月3日（水）〜9日（火）
会場　岡山タカシマヤ6F（岡山市北区本町6番40号）