新潟の帰りに途中下車して、夢二とゴードン・マッタ＝クラークと中村勇吾と。時代は違えど、どれも半端ねぇや！

先週末は日本グラフィックデザイナー協会（JAGDA）の総会参加のため新潟に行っていました。新幹線で巨人軍と遭遇したり、緊急事態で新大阪に途中下車したりと、色々ありながらなんとか人生初の新潟に辿りつき、全国で活躍するグラフィックデザイナー達と楽しいひと時を過ごさせていただきました。
翌日は宿泊ホテル近くにある新潟市美術館を訪れました。建築は新潟出身で岡山県庁や林原美術館などの設計でも知られる前川國男。そして数年前に導入されたロゴと館内サインは服部一成さんのデザインです。歴史ある建物にロゴやサインのグラフィックデザインが加わることで、個人的には何だか建築が息を吹き返したかのように思えますし、空間が引き締まります。やはりグラフィックデザインは大切だなと痛感しました。
この後上越新幹線を花火で有名な長岡で途中下車し、新潟県立近代美術館で亀倉雄策賞展を拝見しました。ちなみに亀倉雄策も新潟出身です。田中角栄も含め、新潟は各界の大御所を輩出しているんですね！JAGDA新潟の方々お疲れ様でした！

岡山ご出身のグラフィックデザイナー原 研哉氏の講演会を下記の通り開催いたします。
今回の講演会には、将来デザイナーを目指す岡山県内の学生を始め、地元岡山で活動しているクリエーターを対象に参加募集をしております。
聴講を希望される方は、ＦＡＸにて申込ください。

■開催日時：平成３０年７月２７日（金）１４：３０〜１７：００
■開催場所：さん太ホール（岡山市北区柳町）
■演 題：「世界の人々を惹きつける―遊動の時代とデザイン」
■参 加 費：一般５，０００円
■その他：参加申し込み後、案内状を送らせていただきます。
■申し込み先：会社名、名前、住所、電話番号を明記の上、ＦＡＸ（０８６）２３３−６５０４ 岡山県印刷関連産業協議会まで。締め切りは7月11日。

尚、席数が１５席しかございませんので、申込順で締め切らせて頂きます。

地域活性化の支援・コーディネートや6次産業化の支援、飲食店のプロデュースなどを行う組織「Can-Day Private design office」のビジュアルデザインを担当させて頂きました。
ヒアリング時にお聞きしたコンセプトをそのまま記すと、
私たちは「みかん」のような存在でありたいと思います。
丸くて、手に持ちやすくて、ぴかぴかで、瑞々しい。
そして誰でも道具がなくてもむきやすい。
昔からありながら栽培の工夫を重ね、どんどんおいしくなっている。
「コタツでみかん」これは、日本の冬の伝統文化の最高傑作だと思います。

活動目的がとても明確です。なのでデザインもわかりやすくしました。

久しぶりに岡山大学病院医局で打ち合わせ。岡大病院が厚労省から「がんゲノム医療中核拠点病院」として選定されたことに伴い、そのロゴマークを依頼されました。デザイン自体が直接人の命を救えるとは決して思いませんが、臨床研究の一助になればと・・・。

一棟テナント丸ごとデザインしてます！笑

娘が通う高校の図書館で発見！ありがたや！書籍の在庫はもうなくなっているみたいですが、電子版はまだ結構売れているようです！

ビー・エヌ・エヌ新社から出版された書籍「旅とデザイン」に、「笠岡諸島旅客船ターミナル『みなとこばなし』」、「宇野バス」「岡山後楽園バス」「地中美術館パンフレット」の4つのデザイン事例が掲載されました。全国の主な書店のデザインコーナーで是非ご覧ください。

世界のデザイン誌「アイデア no.382」に少しだけ掲載されました。今号は2018年初頭にクリエイションギャラリーG8で開催された展覧会「グラフィズム断章：もうひとつのデザイン史」の特集です。デザインを始めた時からバイブルのように毎号欠かさず読んでいただけに、感慨深いものがあります。

随分前になりますが、フリーマガジン「田中」のNO.21を刊行しました。今回の特集は「岡山後楽園バス」です。最近の乗降者数が前年に比べ3割程多くなってきているようです。遠方から岡山後楽園バスに乗車するために訪れるお客さんや、同一路線を走る他社のバスをスルーしてわざわざ乗車してくれるお客さんも多いとか。
運行開始から1年少々になりますが、先日全国ニュースでの特集などもあり、だいぶ認知されてきているようです。
岡山後楽園バスはJR岡山駅から岡山後楽園までを10分足らずで結ぶ直通バス。料金はなんとワンコイン100円です。途中岡山県立美術館のみ停車します。岡山駅から県美にいかれる行かれる方、超便利ですよ！

岡山後楽園バス車内の「お静かに」のピクトデザインが大変好評のようです。これは「車内ではお静かに！」という意味と「運転中は運転手に話しかけないでください」との両方を表現したものです。言葉で表現すると角が立ちかねない注意事項をイラストでさりげなく、端的に表現しているところが好評のようです。今後は宇野バス全車にも使用されるとのこと。