数年前にデザインした賞状とそのフォルダー。
海外の出版社へ提供するため、妻に写真を撮ってもらった。
んーーーかっこいい！なんてね！

林原美術館で開催中の「平清盛−平家物語絵巻の世界」展に行ってきました。日本で唯一平家物語の全場面を収録した同館蔵の「平家物語絵巻」の全36巻が公開されています。

図録などで見るより本物は色鮮やかで繊細で平安末期の激動がリアルに表現されています。また所々に箔が施されており、グラフィックデザインとしてとても勉強になる美しさです。

特に箔の上に詞書（ことばがき）が乗っている様は、箔押しとオフセット印刷が同時にできる現在の「コールドフォイル印刷」でもしたかのような高度な技術です。しかもその詞書の書がまた流麗で、これもまた絵巻の魅力の一つです。

グラフィックデザイナー必見です！9月30日まで開催中。
ちなみにポスター・チラシなどのデザインをしています！

カタログなどのデザインをお手伝いしている倉敷・児島のアパレルメーカー・ロルカさんが、名古屋の名鉄百貨店で期間限定のお店を出されています。
今回そのお店のビジュアルの一つポスターデザインをさせていただきました。
児島産であることと、ファクトリーの空気感を伝えること目的です。
9月4日まで名鉄百貨店本館4Fで開催中！

あまりにも暑いので先週末北海道に涼みに行ってきました。と言いたかったのですが、その週末は札幌も33度前後で朝夕は若干涼しいものの涼みに行ったとは到底言えません。

フライトの関係で初日は札幌入りのみ。二日目はレンタカーを借りていざ旭山動物園へ。計画が甘く札幌から片道6,70キロくらいかなと思っていたらなんと140キロ近くあり2時間半程かかりました。

思ったほど広くない園内に、所狭しと動物と人がひしめき合っていました。人間が動物を見ているのか動物が人間をみているのか、なんて思ってしまいましたが、さすが話題の動物園、動物の見せ方が違いました。こうした触れ合いやコミュニケーションが人の心をひきつけるのですね。
そのものの魅力を最大限引き出し、その良さを伝えることに創意工夫したこの旭山動物園の改革（取り組み）こそ、「デザイン」だと思います。少なくとも僕自身実際行ってみてそう思いました。

動物の魅力に取り付かれ長居してしまい、本当は美瑛の方へも行きたかったのですが、札幌にトンボ帰り。結構きつかった。

翌日はイサムノグチが基本設計を手がけたモエレ沼公園へ。本州ではありえないほど規模の大きな公園で、自転車を借りて散策するのがおすすめです。いわゆる遊園地というのではなく建築的にも造形的に創造性の高い公園で、特に今回驚いたのは「海の噴水」という噴水です。
もちろんイサムノグチが基本計画を手がけたらしいのですが、これが普通の噴水ではないんです。詳細は見てのお楽しみということで是非行ってみてください。噴水の既成概念が覆ると思います。

その後大倉山ジャンプ競技場へ。今はロンドンで盛り上がっていますが、ここは40年前に冬季五輪が開催された場所。スタート地点に立つと札幌市街の眺めは最高なのですが、テレビで観るより断然急勾配で足がすくみました。

締めの夕食はやっぱりラーメン。今回は函館名物の塩ラーメンで締めました。

岡山⇔札幌便は午後2時半に岡山を出て、午後2時前に岡山に到着するという何とも言えないフライトダイヤです。お陰で今回の旅行も金曜日はいつも通り午前中仕事をし、月曜日も午後3時から事務所で仕事しました。夏休みで行ったのか土日で行ったのかわからない休暇？でしたが、五感を刺激するいい機会になりました。

昨日も暑く天気も良かったので絶好の海日和でした。
そんな中倉敷市・児島で洋服の秋冬物の撮影をしていました。厚手の洋服を着るモデルさん、大変です。お疲れさまでした。

林原美術館で8月3日（金）から開催される「平清盛-平家物語絵巻の世界」展のポスター、チラシなどをデザインさせて頂きました。
絵巻はストーリー仕立てになっていて、現在で言うとアニメ・漫画のようなものです。この平家物語絵巻はなんと長さ940メートルで705場面も描かれているそうです！！
NHKでは苦戦している平清盛ですが、この絵巻はお子様でも楽しめると思いますので、この夏休みにご家族で是非ご覧下さい！
http://www.hayashibara-museumofart.jp/

昨日は朝からロケハンで児島に行っていました。梅雨も開けていよいよ夏真っ盛り。うだるような暑さの中もう秋冬物の撮影が始まります。モデルさん、大丈夫かなあ？

先週の土曜日は広島の大和プレスビューイングルームで開催中の中島英樹展に行ってきました。個人的に中島さんの仕事の中で「cut」も好きですが、やっぱり写真集や書籍のアートディレクションが素晴らしいと思っています。
今回の展示ではその写真集や書籍は自由に閲覧できるのがうれしかったですし、勉強になりました。
やはりデザイン展と名の付く展覧会をするのであれば、触ってもらわないと印刷物を含むデザインの本当の良さは伝えられない気がします。実際に流通している状況と同じにしないと・・・。

ちょうどグラフィックデザイナー河北秀也さんの「デザイン原論」や「いいちこ」の本を読んでいたところに、愛媛県美術館で「iichiko design 展」があると聞いて、これは是非行かなければと、特急しおかぜで松山に行ってきました！
平日にも関わらず多くの来場者でした。

「いいちこ」の広告は、言葉、写真、デザインの三位一体で情緒溢れる独自の世界観を織り成し、混沌、殺伐、雑多な世の中に束の間の休息とやすらぎをもたらせてくれます。
こんなポスターがもっと街にたくさん貼ってあったら、もう少し人の心にゆとりと想像力が湧き、事故や犯罪も減るのではなんて思います。ビリーバンバンのＢＧＭも情緒を煽っていて、何だか少しセンチメンタルな気分になります。
iichiko designが集約された250ページもの冊子がもらえるのも嬉しいです。

松山滞在時間4時間少々、特急乗車時間5時間半。それでも行った甲斐ありました！

岡山芸術回廊の開催を記念してイベント期間中（11月3日〜12月2日）、岡山カルチャーゾーン内の７つの文化施設に入館できる共通入場券が発売されています。
2枚1組のペアチケットで2,000円。つまり1人なんと1,000円で、美術館に一度入ればほぼ元がとれるという、ありえないほどお得なチケットです。（大丈夫なのかな？）
普段芸術に触れている人も触れていない人もこの機会に是非！

岡山県立美術館ミュージアムショップなどでお買い求めできます。
詳しくはコチラをご覧下さい。
http://okayama-kairo.jp/?p=1353 

今秋開催される岡山芸術回廊のポスターが出来ました。
昨年のプレ開催時にデザインしたポスターが好評だったため、今年もほぼ同じデザインとなりました。
蛍光色[PANTONE802 C 2X]とホログラム箔[村田金箔HK040]が効いています！
全国の美術館やデザイン系の大学などに配布される予定です。