岡山の老舗ゼネコンのHさんと佳境を迎えた宇野港の現場へ。何とびっくり今や懐かしあのフォルクスワーゲン・タイプ1で迎えに来てくれました。あのアドルフ・ヒトラーの提唱で、あのフェルディナント・ポルシェが設計したことで有名なあの通称ビートルです。
意地悪な言い方をすれば、「国民車」という名目下、ナチスの理想を行き渡らせ、ドイツへの忠誠心を高めるための歓喜力行団車。
まあそれは過去の話だからいいとして、このビートルは50年以上も前に生産されたほんまもんです。パーツはほんとに最小限で一々美しく、絵になりますね。外との距離が短く一体感があり、車の鼓動と風を身体に感じながら走るので、時間の経過を忘れさせてくれます。まさしく「喜び」を通じて労働の「力」を回復させるための車？ですね！笑

宇野バスさん全5路線の時刻表をリニューアルをしました。情報を整理し、わかりやすく、みやすさを重視したという点でのデザインです。コロナウィルス対策のイラストはWEBに続きタケシマレイコさんです。

最近の夜のささやかな楽しみは、備前焼作家・役重佳廣さんの茶陶で焼酎のお湯割りをちびちび飲むことです。これが何とも言えないくらい美味しいんですね。作品の力というか・・・。
もう終わってしまいましたが、先週末まで玉島の遊美工房さんで個展を開催されていました。役重さんとの出会いは10年以上前に依頼された作品集「開闢」のデザイン。どこか官能的で耽美的な細工物に衝撃を受けたのを覚えています。詳しくはコチラ

『楽しく、結果を出せるピアノ教室』

創立当時からロゴマークなどのビジュアルデザインを担当させていただいている、おおもとピアノサロンさんのホームページをリニューアルしました。
楽しく、結果を出せるレッスンをモットーに、個人経営としては異例、現在150名近くの生徒さんがいらっしゃるとても人気と技術の高いピアノ教室です。ピアノ以外にも、フルート、ホルン、声楽のレッスンもありますのでご興味ある方は是非！

今年も「MdNデザイナーズファイル2021」に掲載していただきました。
出版社の紹介文を借用すれば、「国内外で活躍するアートディレクターやデザイナーの最新ポートフォリオとプロフィールを紹介するデザイン年鑑。いま、もっとも先進的な活躍をしている方、新しい時代の到来を感じさせる若手デザイナーなど、258組の仕事とプロフィールを厳選して掲載。」
宣伝文句とは言え、とてもありがたいお言葉です。

70年の歴史を誇る岡山中央病院産婦人科ですが、救急科や放射線科と連携し、24時間365日の緊急医療体制、岡山大学病院など高度医療施設と短時間での連携、安心な無痛分娩、緊急帝王切開対応など総合病院ならではの従来の安心・安全な医療体制に、空間、食事、アメニティなど快適な環境と高品質さが加わった「バースセンター」が2020年11月に誕生しました。
今回ロゴマーク、サイン、パンフレットやアメニティグッズのディレクションなどを担当しています。

出産というとてつもない創造行為（Creative）に着目して、「C」をモチーフに命を生み出す様子を表現しました。また女性や家族の羽ばたき（蝶）、命を大切に想う「心」や母子、家族の結びつきを象徴しています。チリアンパープルのホスピタルカラーは、環境空間、食事やグッズの良質さを伝える強い意思を表明しています。

今とあるホテルのちょっとしたデザインのお手伝いをしているので、ホテル視察を兼ねて奈良ホテルに行ってきました。奈良県立美術館では広重展もやっていたので、観賞。

雨の美観地区もしっとりとしていいもんですな。この一ヶ月半で４回目となる大原美術館に伺う前に、隣接する倉敷国際ホテルで棟方志功の板画大作「大世界の柵」を眺めながら、ちょっとコーヒーブレーク。心が落ち着きます！

建築職人・上久保隆幸さん率いる「一級建築士事務所LIVING NINE」さんの完成見学会が今週末開催されます。
今回は大きな傘を被った「大きな木の子の家」です。
7寸勾配で軒先は手の届く高さまで吹き下ろし、傘の下は十字を切った配置で廊下がありません。
予約不要ですので、お気軽にどうぞ。
今回もフライヤーなどのビジュアルデザインを担当しています。

『大きな木の子の家』
日時：3月13日（土）14日（日）10時〜18時
場所：玉野市宇藤木423-11
お問合せ：info@living09.jp