夕食はエースホテル京都3Fのイタリアン。中庭が望めるルーフトップバーでのピザは、フレンドリーな雰囲気も相まって激うま。デザイン監修・隈研吾。

昭和天皇の即位を顕彰して昭和8年に開設された京都美術館。今年青木淳、西澤徹夫共同設計によりリニューアルされ、名称も京都市京セラ美術館に。開館一発目は杉本博司「瑠璃の浄土」。宗教、化学、芸術、歴史・・・。

宇野バストミカ発売！
実に精巧に出来てます！運転手名が読めたら老眼まだ大丈夫です！笑
宇野バス表町バスセンターなどでも数量限定で販売しているようです。写真：田中園子

倉敷市で手作業にて箱折り、組み立て、セットアップ加工などを営むスワロー株式会社さんのロゴマークなどのビジュアルアイデンティティデザイン(VI)を担当させて頂きました。工場のラインでは流せないような複雑な作りのものや、小ロットの生産などが可能で、下町工場のようないわゆる縁の下の力持ち的なお仕事をされています。経営者の増田ご夫妻はとても実直で真摯にお仕事に取り組まれていますし、従業員の方も皆さん本当に一生懸命に働かれており、アットホームな様子が印象的でした。

【理念】
スワロー株式会社は、
優れた加工技術で不可能を可能にする「技術力」、
お仕事を俊敏にかつご要望に柔軟に応え、遂行する「対応力」、
信頼、丁寧、遵守で心を込めて手作業を行う「人間力」、
を持ってあらゆるニーズにお応えします。

ロゴマーク全体のフォルムは社名・スワロー株式会社の「ス」をモチーフに、主業務である箱の組立て・加工の様子をシンボライズしており、加工技術で不可能を可能にする「技術力」を表現しています。
また紺色の部分は「人」に見立て、信頼、丁寧、遵守で心を込めて手作業を行う「人間力」「マンパワー」を表現しており、黄色の部分は依頼されたお仕事を俊敏にかつご要望に柔軟に応え、遂行する「対応力」を表しています。
カラーの紺色は誠実さ、信頼性、新鮮さや清潔感、若さなどを、黄色は女性が集まるアットホームさを感じさせる色としています。

やっぱり中島みゆきの言葉はすごい！彼女が紡ぎ出す詩情は川端康成、大江健三郎などの純文学を凌駕していると言う人もいますが、わかるような気がします。まさに叙情的です。
ボブディランがノーベル文学賞をもらえるなら、中島みゆきと甲本ヒロトも候補に上がっていいんじゃないかと、個人的には思っています。

山陰旅の締めは、植田正治写真美術館。何度来ても良いところですなあ〜。
「写真する」。アマチュア精神で心から楽しんで写真を撮り続けるという植田正治独自の言葉です。プロになると忘れがちな姿勢ですが、いつまでも大切にしたいですね。
んっ？なんか外の壁が綺麗になってる！建築、高松伸。

昔は安来と言えば安来節ですが、今は何と言っても足立美術館。想像以上に枯山水が美しいですねぇ。さすが17年連続日本一の庭園。
作品としては横山大観も良かったですが、先日オープンした魯山人館が魅力ありました！魯山人の審美眼が随所に感じられます！これだけ多くの作品を蒐集した足立全康の情熱と資金力はすごい。
その後、宍道湖が眺望できるお宿へ。彩雲堂の和菓子でのおもてなしが心をくすぐります。久しぶりにやって来ましたが、島根は良いところですね。高天原の天照大御神が目を付けただけの事はあります。そして松江藩7代藩主不昧公・松平治郷が築いた茶の湯を嚆矢として、和菓子の文化を始め、上質な文化が醸成されています。

島根県立美術館、島根県立古代出雲歴史博物館や今回は行っていないですが、島根県芸術文化センター （通称グラントワ）など公共施設の質の高さが物語っています。これは自論ですが、公共施設の質をみればその地域の文化度が測れます。

出雲大社横の島根県立古代出雲歴史博物館へ。出雲や島根の歴史が綺麗に纏められ、デザインされ、魅せることに長けた良質な博物館です。アイデンティティがしっかり伝わるロゴもいいですね。建築設計は槇文彦さん。

20年ぶりに島根県立美術館。
収蔵品も空間も眺めもロゴも全て秀逸な美術館。北斎と河井寛次郎の作品が観れてラッキーでした。
建築菊竹清訓、ロゴ田中一光。