December 16 2006

どうしてトイレに扉がないの? [直島]
宇野港からのフェリーはまずSANAAの海の駅「なおしま」に到着。
妹島さんの建築ははじめての拝見かも。
そこで働くおじさんやおばさんがなんだかお洒落に見える。
なんかいいかんじ。それがデザイン力。
草間彌生、大竹伸朗、須田悦弘、千住博、宮島達男(家プロジェクト)などの作品を堪能。
5歳の娘は大竹伸朗氏の「はいしゃ」の中で、扉の無いトイレが相当気に入ったらしい。と同時に「どうしてないの?」とぽつり。
地中美術館は作品を「見る」ではなく「体で感じる」空間。
モネもマリアも迫力満点だが、ジェームス・タレルの「アフラム、ペール・ブルー」は家族で驚嘆。
帰りのフェリーターミナルでのコーンのライトアップが圧巻。子どもも十分楽しめます。是非ご家族でどうぞ!
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December 8 2006

不思議な空間。でもなんかいいよね。[大阪]
まずは中之島にある国立国際美術館で「小川信治展」と「エッセンシャル・ペインティング」を見る。受付のお姉さんに隣の関西電力ビルにあるレストランが美味しいとの情報を聞きつけ、そこで昼食。
偶然そのビルはサインの大御所・廣村正彰氏のデザインであると知り、早速ピクトなどを勉強。ラッキー。
次に青木淳設計のTARO NASU-OSAKAに向かう。
なんとも言えない空間に魅力を感じながら、平和紙業ショールームとトイレがやたら遠くにあるカッシーナカフェに寄り帰岡。
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November 23 2006

人は見た目が9割って、ほんと? [東京]
朝二番の新幹線で東京へ。
まずは銀座グラフィックギャラリー(通称ggg)でグラフィックデザイナー・中島英樹氏の作品展をみる。中島氏と言えば坂本龍一のCDジャケットなどで知られ、洗練されたデザインを多く手掛け、他とは一線を駕している。
それらの卓越したデザインを感心して眺めていると会場にベレー帽のようなものをかぶり、ムツゴロウさん?と一瞬思わせる、ちょっと風変わりなおじさんが入ってきた。
待っていた取材クルーと挨拶するやいなや「中島です。」と名刺を渡していた。なんとご本人ではないか!
目の前にある洗練されたデザインとのギャップにいろんな意味で驚愕した。ある意味でこの方から創造されるデザインにはほど遠く思った。
でも素晴らしいと思った。できればデザイナーっぽくないデザイナーになりたい。
その後昼食に築地の寿司を食べてから、水戸へ向かった。NHK教育番組「にほんごであそうぼ」やロッテの「クールミントガム」で知られる佐藤卓氏の個展を水戸芸術館に見に行くためだ。
とんぼ返りし、新宿の友人宅へ一泊。なんと一戸建て。うらやましい。
翌日、東京オペラシティーで開催中の建築家・伊東豊雄の作品展と国立近代美術館で開催中の「写真の現在3 臨界をめぐる6つの試論」を見て帰岡。
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October 21 2006

贅沢も知る [京都]
「年に一回は家族で京都旅行をする。できるように一年間一生懸命働く。」というのを目標に掲げており、観光客のピーク時期をさけるため、紅葉はまだ早いこの時期に今年も京都行くことができた。
京都国立近代美術館でプライスコレクション「若冲と江戸絵画展」を見る。若冲の絵には三重四重もの人だかり。でもそれぐらい見る価値はあった。若冲の絵には自分の表現だけではなく、人の潜在性をも引き出す何かデザイン的な要素が感じられた。それが人の共感を生み、人の心を引き付けているのではないだろうか?
夜は先斗町へ繰り出した。
クリエイティブな仕事をしているとやはり良いものを知る必要がある。とこじつけて今年は思い切って料亭へ入ってみた。
鴨川のせせらぎを聞きながら、個室で味わうビールと和食は最高だった。
これでまた一年間がんばれる。
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September 23 2006

美術館と遊ぶ [奈義町]
現代美術館ではいろんな楽しみ方がある。
特に子どもを連れて行くと子どもにとっての大人とは違う楽しみ方があるのに気づく。
奈義町現代美術館も格好の場。
「月の部屋」においては音の反響を利用して怪獣ごっこをしたり、「太陽の部屋」の円筒の下スペースを秘密基地と称したりとなかなかおもしろい。
そういった意味で美術館の設計(デザイン)はとても大切である。
単なる箱物を作るだけではない。
いろんな人がいろんな楽しみを気軽にできるスペースが岡山市内にも欲しいところだ。もちろん気持ちいい空間で。
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September 3 2006

讃岐うどんと美術館 [高松・丸亀]
誕生以来一貫した愛らしいスタイルとシンプルな色使いで、時代や世代を超えて世界中の多くの人々に愛され続けている「ミッフィー」展が高松市美術館で開催されています。
創作者・ディックブルーナの織り成すデザインアートから影響を受けた、デザイナーやアーティストも多いようです。
今をときめくアートディレクター佐藤可士和氏もその一人だそうです。
子どもの頃に感じたことは、大人になって例え覚えていなくても体や脳裏にはしっかりと刻まれているのだと感じます。そういう意味で子どもにはできる限り、いろんなものに触れさせたいと思っています。
その後讃岐うどんを食べて丸亀市猪熊弦一郎現代美術館へ行き、須田悦弘展をみました。「やられたー」という感じでした。これ以上言えません。是非ご覧になってください。10月1日まで。
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August 3 2006

ジャパネットタカタの社長は意外でした [佐世保・長崎]
ルネスホールの関係でいつもお世話になっている会社経営会長のNさんが代表を努められている団体の研修にお誘いをうけ、あのテレビショッピングでおなじみの「ジャパネットタカタ」の会社へお邪魔した。
新幹線と特急を乗り継いで約4時間で会社のある佐世保へ到着。まずはスタジオ見学。毎日生番組をしているそうだがあいにく本日はないとのこと。少々残念だが、広報の方が収録模様のことなど懇切丁寧に案内してくれた。もちろんスタジオのセットはテレビでみたことあるものばかり。マッサージチェア、1万本の乾電池、何冊もの辞書などなど・・・。
その後本社へ移動し、15畳ほどの小さな会議室で高田社長にお会いした。テレビを見る限りあの独特の高い声で、とてもよくしゃべられる方を想像していたが、実際はとても穏やかな口調でどちらかと言えば、聞きとりにくいほどの小さな声でしゃべられていたことに大変驚いた。
岡山には駆け出しの頃大変思い入れがおありになるそうで、私達へも予定の時間をはみ出しまでいろいろとお話くださった。全国一斉チラシを配布するときのチラシ量はなんと4tトラック200台分になるとは驚きだ。
本社ビルを案内された後解散となり、私は一人大好きなまち・長崎へ向かった。意外と近そうに感じるが電車で2時間弱かかる。
翌日は隈研吾設計でVIを原研哉氏が手掛けた長崎県美術館へ向かいサインなどビジュアルの勉強。とても暑いけど湿度が低く気持ちのよい長崎を後にし、とても湿度の高いまち福岡は天神にあるギャラリーに寄り、帰岡。
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